スクールカウンセラーとして、保護者の困り感を軽減してみました

最近、保護者からの相談を2件受けました。
困っている状況を聞き取っていると、ある程度子どもの姿(障害の有り様)が見えてきます。そして、見えてきた姿に、私の子ども理解論を当てはめ、子どもが考えていることを推察し、「○○のような子どもたちは、△△のように考え、□□のようなことをすることになります。」と説明しました。すると、□□と同じことを家庭でもしているということでした。2件ともです。そして、例えばと仮定して、さらに、いろいろな□□を説明すると、説明したいろいろな□□は、どちらの家庭でも見られるということでした。
そのようにして話を進めていくと、「△△のように考え」という私の話に説得力が増します。
そして、「△△のように考えいるとすれば、こういうときは、こうすればいいんですね」と、保護者自らが気づかれました。「そうです。それでよいと思いますよ。」と私は答えましたが、それはまさに、ある障害に対して有効とされる支援法の一部です。帰られるときの保護者の顔は、2件とも晴れやかな表情に変わっていました。
今のところ、このような感じて、保護者対応という部分のスクールカウンセラー業務を行っています。どのような困り感でも軽減してあげることができるのかは不安ですが、これが私のスタイルかなとも思っています。頑張っていきます。