2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

発達障害がある子にわかる・たのしい勉強を(ぶどう社)

題名は、本日完成した本の題名です。 出版してくれたのは、発達障害を専門にしている東京の「ぶどう社」です。 発達障害について、医療や福祉、あるいは、保護者や当事者からの発信はたくさんありますが、教師という立場から発信された本は少ない現状があり…

発達障害って何だろう?

教育現場では、発達障害という言葉がさまざまな意味で使われています。 頭は悪くないけれどちょっと変わった言動をとって困るこどもたち、いろいろと考えすぎて心身症的な状態になってしまう子どもたち、頭が良いとは言えずいろいろなことに達成感を味わえな…

世界仰天ニュースを見て

先日、世界仰天ニュースで笹森さんの特集を見ました。 ADHDとアスペルガー症候群と分かって人生が一変したというものです。 いろいろ考えさせられました。 今は、学校現場でちょっと変わった子どもたちは、発達障害があるのではないかと早い段階から先生…

発達障害は児童期と思春期で違う:友からのメール

遠く離れた友からメールが来ました。発達障害と心身症などの関係を研究している友です。 友が言うには、現場で感じることとして、児童期と思春期では、発達障害の意味が若干変わってくるのではないかと?と。 私は、児童期に問題になる発達障害と、思春期に…

頭は良いけど、ちょっと変な友だち

つい先日、あるお母さんから教育相談を受けました。 友だちとトラブルを起こすことが多いというのが主訴でした。 話を聞くと、文部科学省がいうところの「発達障害」の定義が当てはまるような子どもでした。 私がいろいろと子どもの言動の背景を説明している…

発達障害がある人たちは周りにたくさんいる

前回、これまでの本と違う点として子どもたちを3つのタイプとして説明していることを書きました。また、発達障害を障害や病気という概念で捉えないことも書きました。 もともとは、障害がある子どもたちとかかわるなかで考えたことなのですが、地域の付き合…