発達障害って何だろう?

教育現場では、発達障害という言葉がさまざまな意味で使われています。
頭は悪くないけれどちょっと変わった言動をとって困るこどもたち、いろいろと考えすぎて心身症的な状態になってしまう子どもたち、頭が良いとは言えずいろいろなことに達成感を味わえない子どもたちなど、子どもたちの状態はさまざまですが、その子どもの周りでトラブルが頻発すると、発達障害があるのではないかというように思われます。
医療の立場では、「何らかの要因により発達に障害がある子どもたち」を発達障害と表現するようです。ですから、発達障害と表現することは、間違いではないと思います。
でも、教育の立場では、「発達障害」はもっと限定されているはずです。スクールカウンセラーとして、先生たちに説明するとき、難しいと感じることです。