発達障害がある子どもたちの進路

土曜日に、発達障害がある子どもたちの保護者の方々と話をしました。
教育を受ける場はどこが望ましいかという話です。
話をした保護者の方の中に、特別支援学級への措置変えや特別支援学校への進学を勧められている方がいました。その背景には、十分な教育を保障したいという学校現場の判断があります。
私は、基本的に、「発達障害がある子どもたちは、通常学級のなかで!」という立場をとっています。長い人生を、障害者としてではなく、普通の人として生きていってほしいと強く願うからです。ですから、その日の話も、私の主張を繰り返しました。
その夜、昨夏にアドバイスを行い、特別支援学校高等部への進路を勧められていた子どもの保護者の方から、お礼のメールが入っていました。「先生のアドバイスで、進路指導が普通校進学に変わり、それから子どもと受験勉強を頑張ってきましたが、おかげで目標の高校に合格しました。子どもは自信を回復したみたいです。」といった内容でした。
とても嬉しくなるとともに、発達障害がある子どもたちの進路について考えさせられた一日でした。