心の病気を考える

心の病気だろうと思われる子どものお母さんの相談を受けました。
本人も、父親も、心の病気だと思いたくないと言うことでした。
私の知っている小児心療科のドクターは、心の病気になった子どもたちのことを、「頭は良いが、いろいろと考えすぎて、心が疲れてしまった子どもたち」と表現されています。
そのことを話すと、お母さんの顔に少し明るさが戻りました。
私も、心身症等になりやすいタイプの子どもたちを、「他の子どもたちより、いろいろと考えすぎて、答えが見つかりにくい子どもたち」だと理解しています。
小児心療科のドクターの影響を受けているのでしょうが、病気や障害という概念で子どもたちを見ないようになってきました。